盲目に依存するということがいかに危険か、その対処と考察

意見・考察

どうも、こんにちは

先日、グーグルの「日本語検索の品質向上に向けて」という発表に対して、ブログ界隈が大きく賑わいました。
また、JASRACが音楽教室の売上から著作権料として一部を徴収するという話も大きく話題になりました。

そんなニュースや、ニュースに対して反応している人に対して思うことが合ったので記事にしたいと思います。

 

現状の認識

上記のGoogleからの発表があってから、実際に一部のキュレーションサイトなどはグーグルの検索結果で大きく順位を下げたという報告を見ました。

この発表は、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位を下げ、結果としてオリジナルで有用かつ信頼できるコンテンツを持つ高品質なサイトがより上位に表示されるようになるものです。

結果として今まで中身のないSEO対策だけで検索上位に位置できていたブログやサイト運営者は大打撃を受けるとともに、これからは中身のあるサイトがより優遇されるようになります。

 

この件に関して、私が言いたいことは、この発表がユーザーやサイト運営者にとって良いとか悪いとかいう話ではなく、いかにネット上のコンテンツがグーグルに依存しているかという危険性を理解しなければならない、ということです。
ネット上のコンテンツが収益を生み出す仕組みは様々ですが、ユーザーがサイトへ流入するのは多くがGoogleでの検索経由です。

つまり、Googleに嫌われると、そのサイトにはお客さんが現れなくなってしまうということです。補足ですが、この嫌われるというのは私的な感情という意味ではなく、Googleの望むコンテンツを運営者側が作っていないという状況のことを表しています。

 

この話は同じく最近話題になっているJASRACが音楽教室にも演奏料として売上の一部を支払いを要求した話と似ています。
日本の音楽業界の著作権管理関係は現在ほぼJASRACに依存しています。

海外の音楽業界ではCDを出版するレーベルごとにそれぞれが著作権を管理しています。
JASRACのような業態は殆ど見られません。
音楽教室がJASRACに依存しているわけではないので、Googleの例と一致しているわけではありませんが、ここで言いたいことは日本の音楽業界は著作権管理をJASRACに完全に委託していることで、JASRACの少しの変更に大きく反応せざるを経ないということです。

 

Googleの件しかり、JASRACの件しかり、依存しているからこそ、依存先の動態に大きく影響を受けます。

 

ブログ運営者、と言うよりは専業ブロガーは自分の現状、収入を考えてみてください。
例えばもし、急に自分のサイトが乗っ取られて収益がいきなり0になってしまった場合、グーグルが倒産して検索流入がなくなりアドセンスからの収入もなくなった場合など、何が起こるかわからない、そういう危険性は0ではありません。

 

これはブロガーだけに言えたことではありません。
就職して働いている方にも十分言えることです。

就職している方はもし自分の会社が明日、倒産したらどうしますか?
いきなりリストラされたときの事を考えたことはありますか?
もちろん失業手当などは付きますが、いきなり無職になって社会へ放り出されるということを想像できますか?

大企業だから安定している。定年まで雇用してくれる。年功序列で放っておいても給料は上がっていく。
そんなことは幻想となりつつあります。

もちろん、大企業であれば安定している可能性が高いことは認めます。
しかし、何が起こるかわからないという危険性は少なからずどの企業も孕んでいます。

そんなこと起こらない、と思い込んで否定することは簡単ですが、それはもしかして依存からの盲目と呼べる状態ではありませんか。

 

そんな現状への対策

現在、社会の流れは組織に依存して歯車となるような人間よりは、一人で、または自社で稼げる能力を持つ人間に適合的です。他社に依存するのではなく自分で完結ができるようになると言ったほうが良いのでしょうか。

音楽業界でもエイベックスがJASRACに完全委託するのではなく自社で音楽の著作権の管理会社をを立ち上げたりしました。
他にも、FXに限り副業を認める企業などもあらわれるようになってきました。

 

このように、稼ぐ手段、生計を立てる手段を複数持っておくこと、何か一つに依存しないで生活するという状況が重要となってきていることがわかります。
一応言っておきますが、企業に勤めること、就職することを批判しているのではありません。

もし、手段の一つが潰れてしまったとき、それがなくても生活ができるような状況にあれば、慌てず急場を凌ぐことができますし、新しいことを始める余裕も出てくるでしょう。

要するに、環境の変化に強い人間になれるのです。

そのためにはあらゆることの効率化や、自分ひとりでできないことはアウトソーシングしてしまうなど工夫が必要となるでしょう。
しかし、それくらいしないと安心して生きることができない世界がもう見えてきていると言えます。

 

まとめ

現状の環境認識、自分の現状理解はできていますか?
何かに依存していませんか?
依存とは言いようですが、大事な考え方だと思います。

対策として、何か特定のモノ一つに頼り切る生活ではなく、複数の手段を常に用意しておく、リスクヘッジをするということが考えられます。

もっと言えば、日本という国一つに基盤を置きすぎることも当然リスクはあります。
資産を持っている方は円だけではなく、ドルやユーロといった複数の通貨で資産を分散させること等さまざまな対策があるでしょう。

 

一番大事なことは、常に自分の置かれた環境が絶対ではないと疑うこと。
環境の変化を敏感に捉え、対応できる人こそがこれからの時代に順応できる人となるでしょう。

 

賛成、反論、是非あなたの意見も聞かせてください。

それではまた。

 

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