前作から進化を遂げたChunk! No, Captain Chunk!-Get Lost, Find Yourself

ALBUM

フランス出身のポップパンクバンドChunk! No, Captaion Chunk!の3枚目のアルバム、『Get Lost, Find Yourself』を紹介します。2015年5月18日にFearless Recordから発売。

Chunk! No, Captain Chunk!は”CNCC”、”Chunk”なんて略されていますね。由来は映画『グーニーズ』のセリフから。

従来のポップパンクにメタルコア、ハードコア、ヘヴィメタル等様々な要素を混ぜたこのジャンルはフランス出身の彼らが引っ張ってきました。攻撃的なリフにポップパンク由来のカラットした明るいメロディが合わさったこのジャンルはポップパンクと区別されてイージーコア、ポップコアなんて呼ばれることもあります。

同じような音楽性で有名なバンドはA Day To Rememberですね。このバンドもめちゃめちゃかっこいいので今度紹介します。

アルバム紹介

https://itunes.apple.com/jp/album/get-lost-find-yourself/1155243499

さて、アルバム紹介に参りましょう。

前作、前々作とは一転して雰囲気の変わったアートワーク。曲調もそれにあわせて夜っぽいダークな感じで行くのかと思いきやそんなことはありませんでした。見事に前作で自らが作り上げたポップパンクの新境地をさらに進化してオーディエンスの想像を超えてきました。

前作と全く同じ曲調でアルバムを出したら成長していないと言われ、ガラッと変えてもファンから前のほうが良かったと文句が出るシビアな世界ですが、進化を続けるChunkはすごいです。

リフやメロディラインはChunkのままですが、コードの奥行きとか深みがさらに増していて、より大きい舞台にバンドは進化していることを実感させてくれるようなサウンド。アコースティックっぽい曲があるのもポイント高いですね。

このバンドは重いサウンドの中でもアルペジオを混ぜたりしてどこか明るくてポップな感じを出すのが上手いと思っていましたが、このアルバムでは完全に覚醒しています。サビとかでも綺麗なアルペジオを使われたときにゃもう叶いません。最高です。

 

ボーカルのBert Poncetの甘いクリーンボイスと超攻撃的でやんちゃなスクリームの組み合わせの相性の良さは稀に見るレベル。両方の声がオンリーワンなんて羨ましい限りです。

 

バンドは2018年の5月11日に渋谷THE GAMEにて来日ライブを行うことが決まっています。

以前にも数回来日していましたが、チャンスを逃し続けているので、今度こそは!見に行きたいです。

 

お気に入りの曲

3曲目の『The Other Line』、とにかくまずは一度聞いてみて欲しい。このどこか物悲しさを感じさせる力強いコード進行にサビのキャッチーさ。アルバムが発売されるのに先行してこのMVが公開されたのですが、初めて聞いたときは衝撃が走りました。

一曲の中で目まぐるしく変わっていく展開。それを緩急つけながらまとめあげているあたり、センスあるな〜って感じますね。個人的にはこのMVの照明の色や影の使い方がかなり好きです。スクリームパートのときのボーカルBertから出てる覇気ヤバイっす。

曲調に合わせて変わる照明の色や、疾走感のあるパートの時には影を使った背景を利用する。普通だったらスタジオでバンドを撮影しているだけの単調な映像になってしまいかねないところをうまく工夫していますね。

 

次にオススメするのはアルバムのリード曲でもある『Playing Dead』。こちらもアルバム発売前に先行で公開されました。たしか『The Other Line』より公開されたのはこっちのほうが早かったはずです。ChunkのメンバーたちのSNSで曲を作っていることが発信されてて、どんな曲が出てくるんだろうとワクワクしていたのを思い出します。

こういうリリックビデオ、好きなんですよね。しかもこの曲の歌詞が持つエネルギーと言うかパッションがすごく強いのでリリックビデオにして正解。これほどはっきりとメッセージが伝わってくるリリックビデオも少ないのではないでしょうか。

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